茨城縦断自転車旅行(1日目:2006年09月06日)

男のロマンを求め生涯初の野宿旅

ついに時はきました。自転車を購入してから早いもんで2年が経ちまして、ようやっとこさ自転車観光が始まりま

した。記念すべき第1回目は「茨城県縦断の旅」です。そして男のロマンを求め宿泊は全て「野宿」でございます。男子たるもの野宿を一度や二度経験せねばならないと考えております。

生涯初の自転車一人旅スタート

記念すべき自転車一人旅。天気は生憎の曇り空。まぁでも体力消耗の事を考えれば曇りぐらいが丁度良い。寝坊とモロモロの準備で朝7時の出発予定が結局は9時過ぎになりました。まず外環道下を千葉県柏市方面へ向かう。川口市⇒草加市⇒三郷市と進み『順調順調』と思いきや次に来たのは『埼玉県吉川市』。

「あれ?(千葉県)流山市じゃないんかい?」

僕の方向音痴が炸裂しました。『東へ東へ』と向かっているつもりが、いつのまにか北上。しかも地図を確認してみると結構ルート外れてる…気づくのが遅すぎました。

「戻ります?」(自問)
「いやー面倒臭いっす」(自答)

茨城は埼玉より北にあるから何とかなるべ”と言う事で、ルートは変えずそのまま北上。それでもやっぱり早めに江戸川を渡って千葉県側に行きたいのですが、走れど走れど橋が見えない。「どんだけ走らせるのよ?」って思った矢先に前方に橋(玉葉橋)発見っ!!やっとこさ千葉県野田市インっ!!

雨中のサイクリング

千葉県に入り、これまでの遅れを取り戻すべく少しペースを上げて国道6号線合流を目指す。すると今度はポツリポツリと雨が降り始め、あれよあれよと目が開けられないくらいの大雨に…。

最初は『俺は濡れてもいいけど荷物だけは…』と思い、荷物にカバーを掛け、レインコートを着る事無く走ってましたが、雨は強くなるばかり『もーたまらん』と歩道橋下?に入り、用意してきたレインコートを取り出し着用っ!!

すると今度は、自分は濡れなくなったものの、とにかく暑いっ!!雨が降っていても、僕はガンガン自転車をこぎまくっているわけで、レインコートは完全にサウナスーツに。そしてその結果、僕の汗は倍増しその汗と雨とが混ざり合い僕の目に入って来て、痛いくらいしみる。

そんな雨&汗との格闘を繰り広げているうちに、次第に雨は弱まり、まだ若干雲行きは怪しいながらも止みました。『チャンスっ!!』と思い自転を止めレインコートをしまって再出発……そしたら再び雨がザー。コノヤローっ!!

遂に茨城県に

そして丁度12時ぐらいに、茨城県取手市にインっ!!まずは順調に茨城県に入ることができました。わーっ!!わーっ!!と感動も程々に先を急ぎ国道6号線を水戸方向に進みます。自転車で走る茨城県は特に代わり映えも無く、特筆すべきことも無いなぁと思って自転車で走っていると、前方に白い煙がモクモクと…。

『おーっ!!めっちゃ煙でてるなぁ』

と思っていると、『おっ!!おーっ!!』なんと煙の出所はスンゴイでっかい『カップヌードル』。近づいてみると日清の工場らしく、その工場の煙突がカップヌードルなんです。

小さな感動いただきましたー。

日本一どころか世界一

さてさて、デッカイカップヌードルを後にし先を急ぎます。取手市から龍ヶ崎市を経由して最初の目的地牛久市にある牛久大仏に到着。

牛久大仏はとにかくデカイっ!!なんと身長は120mもあるらしい。牛久大仏に到着する数キロ前から、頭や上半身がちょこちょこ見えてたけれども、いざ近くでみると半端ない。

でも。。。ただそれだけなんです(ごめんなさい)。

ちなみに牛久大仏は日本一かと思いきや、駐車場内で流れているアナウンスを聞く限りでは、仏像としては世界一の高さを誇るらしい…。ん?駐車場のアナウンスを聞く限り???そうなんす。牛久大仏観光は、駐車場から写真を撮っただけで終了したんす。だってぇーそんなに面白そうなところじゃなかったんだもん。

しかしながら、こんなに時間が短いにも関わらずこの時点で2時間後れ、早く寝坊の遅れを取り戻さなければ。

何かが日本一の霞ヶ浦

早々に牛久大仏を後にし、次の目的地霞ヶ浦へと向かいます。しかし!!土浦市までの道のりで、またしても僕の方向音痴が炸裂っ!!今回も土浦を目指し北上していたつもりが、いつの間にやら東へ爆走。またタイムロスです。

その結果、霞ヶ浦総合運動公園に到着したのは午後4時。いっこうに寝坊のタイムロスが縮まりません。霞ヶ浦総合運動公園内には、水車や風車があって結構な眺めです。だけど残念なことに霞ヶ浦からは遠い。あぁでも風車の中に入れないかなぁ。

この風車はオランダ式らしく周りにはチューリップが咲いている。写真を撮る場所としてはめちゃくちゃ絵になります。その為か僕がいったときも風車周りのチューリップ畑で無名アイドルの写真撮影会をやってましたよ。

間に合わなかった…痛恨の朝寝坊…涙

霞ヶ浦総合公園観光も程ほどに先を急ぐ…と言いつつも、既に16時30分をまわっている。

当初の予定では、これから“石岡市の風土記の丘”と“小美玉市の納豆博物館”を観光する予定で、すきあらばその前に霞ヶ浦沿いをサイクリングなんて考えていましたが、営業時間17時までの為、サイクリングなんか到底無理な状況。実際次の風土記の丘までは20km以上で迷わずいけても到着時間17時30分は過ぎてしまう…。

『いやっ!!でもここであきらめちゃーイカンよっ!!行けるところまで行こうっ!!』

とほぼ無理な状況にも関わらず、自転車をこぎ始める(んー前向き)んがしかしっ!!比較的順調にこれたにも関わらず、石岡市常陸風土記の丘に到着したのはちょうど18時。もちろん駐車場に車は1台もなく、人っ子一人いない状況。『やっぱり駄目かぁ』と残念ながらこの場を去るのでした…寝坊の2時間が痛いなぁ(涙)

茨城の夜道

無人の常陸風土記の丘を後にし、 時間的に小美玉市の“納豆博物館”も断念。本日の最終目的地水戸市を目指します。

この頃には、日も沈み辺りは徐々に暗くなり始めてくるわけです。そーなって来ると新たな問題発生っ!!それは“視界の悪さ”と“虫”です。

まず茨城の夜はとにかく暗いっ!!市街地に入れば、当然明かりはありますが、その市街地までの道はとにかく暗い。自転車にも当然ライトを付けているのですが、全くもって役たたず。対向車が来ようもんなら、足元が見えなくなるんす。

だから歩道を走っていると、突然の段差にやらる訳です。人間とは無力なもんで、見えない段差にはまったく対応ができねんす(当たり前か)。だから、暗闇の中、小さな段差にはビビらされ、大きな段差には荷物がやられる訳です(2回も)。荷物を落とされたひにゃー、周りが暗いもんだから半端なく面倒くさい。

それともう一つの敵は虫です。ツールド実家にも書きましたが、茨城県も同様で虫がガンガン顔に頭に手に足にとぶつかって来るわけです。こっちは必死こいて自転車をこいでいるために、もちろん呼吸は口からの呼吸となりますが、口をあけようもんならば、間違いなく虫を食す事になります。

でもそこはツールド実家で経験している僕は、口を閉め鼻呼吸に切り替えて無事食す事は無かった。とにかく体中にあたる虫たちは悩まされました。

先輩との再会@トタントタン

まぁそんな苦難を乗り越え20時30分に水戸市にインっ!!21時には本日の目的地水戸駅到着っ!!

それにしても、水戸市は大都会っ!!これまで暗いところを走ってきたせい(?)か、まず明るい。しかもヴィトンやLOFTもあるわけです。僕にとって『LOFTor東急ハンズがある街=大都会』というのがありまして、 それにガッチリはまるわけです。しかも街を歩く人達は男女問わずお洒落。

事前情報では>『水戸は日本三大ブス産地』なんてのがありましたが、全然皆さんベッピンさんのイケメンさん。だから、ユニクロTシャツにサイクリングパンツの僕は間違いなく浮いているんだろうけども(荷も積んでるし)『自分川口から自転車でここまで来てますからっ!』と心が強くなってました。

実は水戸には大学時代の先輩がおりまして早速 先輩に電話。しばらくして先輩が登場して約4年ぶりの再会。再開するやいなや笑いながら、『なんで自転車で水戸まで来てんのよ?馬鹿じゃねーの?』と相変わらずの懐かしい感じでした。

晩御飯は、先輩の案内で水戸市内にあるトタン・トタンという飲み屋にいきました。ここの飲み屋は先輩の行き付けの飲み屋らしく、店員さんもお客様もみんなが友達なんです。

『おぉ!!こんにちはーっ!!』

なんつって、みんな先輩に挨拶してくる。だもんで、その度に僕も挨拶。すると先輩が『これ俺の後輩で、東京から自転車できたんだよ』なんつって紹介してくれる。『えーっ!!何時間かかった?』『じゃあ今足パンパンだ!!』なんて色々聞かれて、『明日は袋だの滝に行くんです』なんていうと『いやーあそこは無理でしょ!?半端ないよー』その他茨城県情報もいただきまして、とにかくみんなが暖かく感じました。ぜひ一度行ってみてください。トタントタンです。

さてさて久しぶりの先輩との飲みです。昔はラム酒のラッパ回し飲みとか結構無理をしておりましたが、久しぶりの飲みは大人の飲みです。酒を飲みながら、昔の話・仕事の話とかをして、すごく刺激をもらいました。この先輩は昔っから、古着が大好きで、大学を卒業してすぐに自分の古着屋を構える程の兵です。だから、一つ一つの言葉が重みあるし、とにかくモチベーションが高いっ!!あまり細かくは書けませんが、とにかくいろんな刺激をいただきました。

僕もモチベーションが高いぞっ!!

先輩との飲みも終盤にさしかかり、先輩から一つ質問が『今日はどこに泊まんのよ?ウチに泊まれば?』と、涙チョチョ切れのオファーをいただいたのですが…

『すんません。今回の旅行は男を探しのたびなんで、野宿じゃなきゃ駄目なんです』

と…(俺もモチベーションが高い)。まぁでもなかなか理解で出来ないようで、僕が荷物を積んでいる最中にも、笑いながら『んーうらやましくねぇなぁ』とこれまた先輩のお言葉。でも、先輩の自宅でシャワーを浴びさせていただきまして、本当にお世話になりました。

先輩と別れ、本日の宿を探します。生涯初の野宿になるので、“宿を探す”といっても、“寝やすいスペース”を探す訳です。自転車に乗りながら、今夜の寝床を探す訳ですが、水戸駅周辺には公園は殆ど無くあるのは駐車場ばかり、でも駐車場はたいがい電灯が近くにあって“明るすぎ”、電灯無いところもあるけど、それは逆に“暗すぎる”それ以外にも“人目に付きすぎ”とか“見つかったら怒られそう”とか、なかなか決まらない。普段は寝床を探す事もないもんで・・・。あっ?そういえば、近くに『千波湖公園』があったなぁと思い出し千波湖に向かう。

人生初の野宿@千波湖

夜の千波湖はもちろん真っ暗。サイクリングロード沿いには電灯は建っていましたけど、その間隔は大きく十分な明かりでは無い。寝床を探そうと湖に沿って走っているサイクリングロードを一周すると屋根つきベンチ発見っ!!

『おぉ!!これならば雨降っても大丈夫ジャン!!』

って事で生涯初の野宿は湖畔の屋根付きに決定。さて寝床が決まり生涯の野宿決行っ!!ベンチの上にこの日のために用意した銀のシートをしいて、着替える事無くそのまま横になる。

しかし、初めての野宿のせいか、意味の分からない緊張感でどーにも気持ちが落ち着かず眠れない。『これは何だ!?びびりかっ!?』と考えつつも、お化けは怖いけど、霊感が弱い自分には見えると思ってない。

『じゃあ何だ!?』

どちらかと言うと『自分が寝ている間に誰かに襲われる(物を取られる)』事がとにかく心配。だもんで、一旦おきて財布/携帯/デジカメ/鍵はサイクリングパンツの中に入れて、コンタクトも目に付けたまま再度就寝(さすがにパンツに手を突っ込まれたら起きるだろう・・・)

こうやって、一つ一つ障害をクリアにしていきまして、『さー寝るぞっ!!』と目をつぶると今度は“音”です。 今までは特に気になりませんでしたが、色々な音が気になりだすわけです。“車の音”“カモの鳴き声”“虫の羽音”が耳にやたらと入ってくるわけです。普段は自宅では“真っ暗&静寂”で寝ているもので、音を克服するのにとにかく苦労しました。

いやっ!!結果的に克服できませんでした、特に蚊の羽音『ブーン、ブーン』が駄目でした。そんな格闘を繰り広げている間に夜も明け朝を迎えてしまいました・・・。

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